工夫する機会を持たせる大人に・・。
11月8日(木)
物が溢れ、情報は溢れ、今問われていることはなんでしょう。
子供が公園で大勢で遅くまで遊んでいる光景をあまり見なくなってから、
どれくらい経つでしょうか?
大人の私達でさえ、この今の情報社会の中で、自分により良い選択をすることが、難しくなってきています。
インターネットの普及にともない、知り得たい情報はいとも簡単に手にすることが出来ますね。
教室では、工夫しなくても出せる答えがそこらじゅうにころがっているこの社会の中で、工夫を楽しむ提案をし続けています。
?
でも、こどもたちを見ていると、興味が持てる形で提案することが出来れば、工夫することを楽しんでいます。
これからの時代を背負っていく子供たちに、バトンを引き継ぐ責任が私達大人にはあると思います。
あまり、目先の処理方法だけを教えていては、本当に、問題にどう対応すればよいのかの答えが出せない子供たちが、どんどんふえてきてしまいます。
先を見据えて、次世代の子供たちに、本当の力をつけるためには大人はどうすべきなのか・・・。
今、真剣に考える時がきています。
子供たちから,考え思考を重ねる時間を奪わないようにしたいものです。
解きかたや調べ方など手とり足とりでは、子供は工夫することなど、考える必要がなくなってしまいます。
合理的なことだけを追い求めてしまっては、やがて大きく成長した時、
「こんなつもりじゃなかったのに・・・。」と言わざるを得ない姿に変身しているかも知れませんよ。