9月の行事を考える
8月27日(月)
先日5年生の国語の時間に、
「あなたが考える9月の行事」と題して、
学校の行事として行う
あなたが考える9月の行事を考えてみんなの前で発表する・・。
という取り組みをしました。
いつもの国語の長文読解とは、少し勝手がちがいます。
「やったー!おもしろそう・・」と、喜んでいる子と、
「えー・・。どうしよ!」と、困惑気味な子・・。
夏休みで各自予定があり、 振替でいつもとちがうメンバーでのレッスンが多くなり、
通常のレッスンが進めにくいこのような場合によく、考案し、まとめあげるプログラムを導入します。
今回は次の5つの条件を出しました。
①いろんな人の意見をしっかりと聞く。
②自分の考えとどこがどんな風にちがうのかを しっかり把握する。
③【9月の行事】として、ふさわしいのか、9月に取り上げた理由を明確にアピール出来ているか・・・。
④ひとつずつの行事の説明を聞いて、良い点、疑問点、質問して確認するところなどを、配られたメモに
きっちりと書き込むこと。
⑤発表の時に、質問に答えられるように、質問されそうなこと・・を想定し、自分の答え方を考えておく。
と、いうものでした。
この時間の7つのみんなが考えた行事は、
①秋の七草さがし大会
②きのことり大会
③お菓子の家作り
④夏休みであまったれた体に喝!
⑤9月の巨大くじ引き大会
⑥秋満喫会
⑦段ボールの家を作って野宿をしよう!
7つのおもしろそうな行事案が並びました
腕の見せ所はここから・・。
プレゼン力がカギを握ります
自分に与えられた発表の時間は、5分
5分間で、素晴らしい行事だと、めいっぱいアピールしなければなりません。
それぞれが、開始ぎりぎりまで、ぶつぶつと練習に励んでいました
(中には、本当に実行してみたい・・と、強く学校に希望を出したい行事もありましたよ・・・)
最近、本当にまとめる力が低下していると感じます。
ドリルを重ねれば出来る問題は、みんな きちんと出来ていますが、
まとめて発表したり、書いたりということになると、一気に勢いがなくなってしまいます
受験をするにしても、しないにしても、生きる力として、まとめる能力は身につけて欲しいと思っています。
自分の意見や考えを、自分の言葉で人に伝える力。
これから先、様々な場面でこのような要求があっても、堂々と話せる人でいて欲しいと思います。
7人の発表は、どれも9月ということを考えた上で、まとめられていました。
私も、それぞれに、少し困りそうな質問をぶつけてみました
物事を深く考えるということ。
自分の考案したものに対して質問されることにより、更に自分でも気づいていなかったことに
気づかされている子の姿も見受けられました
夏休みの有意義なひとコマとなりました。
※何より、この時間は本当にみんなが懸命に考えていて、あっというまに時間が過ぎました。
子供たちから、延長タイムの要求があったことは、嬉しい誤算でした
次回、またちがうバージョンで取り組む約束をしました。
どんなテーマにしようかと、またまた楽しみが増えました
明日は、夏休み最後のイベント・・。
モビール作りがありまーす
またまた、楽しみです
では、また明日・・・。