計画性の欠如
6月18日(月)
小学生、中学生共に計画をたてる・・といった作業が出来ないこどもが増えています。
いわゆる【段取り】が出来ないのです。
幼稚園児とのプリント学習の中でも登場する逆思考。
最終的にこれを達成させたいのなら、ではまずはここからだね・・。といった段取りをふむことが出来ない小学生、中学生が非常に多くなっています。
あまりにも、構い過ぎているのではないでしょうか?
どう対応すればよいのか、さっぱりわからない・・といったところです。
小学生の低学年の間は、失敗を繰り返してでも、自分で計画をたてることが出来るように、
目標を達成するための達成シートなどを活用してでも繰り返し練習するべきです。
先へいって、自分で考えて進めていくことがあたりまえのように出来るためにも・・・。
中学生。
中間、期末のテスト範囲が出ても逆算しての計画がなかなか立てられません。
これは、明らかに小学生時代の計画を立てるドリル数が不足しているからです。
経験がないことは、当然できません。
先生やお母さんからの誘導でしか、動いていなかったりすると、本当に一からすべてやっていかなければならなくなります。
学習することが多くなったこの時期から、一からのスタートになるわけです。
ですが、お母さんのコメントは、「どうして、中学生になっても、こんなことが出来ないの?」なのです。
考えさせられてしまいますよね。
かわいい子には旅をさせろ。
うちの子が困らないように・・が、何より困る結果を生みだしていたりということにもなりかねません。
少し困らせて下さい。
自分でなんとかする場面を奪わないように・・・。
大人も考えなければならない部分がたくさんあるような気がしませんか?