調べ学習・今日の発見から
6月7日(木)
調べ学習や今日の発見から、ぞくぞくとみんなの取り組みをみせてもらっています
毎月楽しみに見せてもらっていますが、
いつも、その子の性格がよく出ているなあ・・と感心させられます
発想力の豊かな子は、ほかのみんなと切り口が違っていることが多いです。
いつもゆっくりペースの子は、ひとつひとつがとても丁寧で
どれくらいの時間がかかったかな・・と考えてしまいます。
しかし、ゆっくりペースの子に、急がせることなく取り組ませれば、
話を聞いていくと、いつも細かいところまで、よく観察していることが、わかってきます。
みんなが、見落としてしまいがちなポイントまで、しっかりと見ています
しかし、統計をとった訳ではありませんが、ゆっくりタイプのお子さんのお母さんは
いつも、あらゆることにおいて時間のかかる我が子に少し疲れておられます。
なので、いつも「早くね・・」の指示が 、口癖になっていることが多いのです。
ゆっくりだから、発見できていることが、たくさんあります。
時間の使い方は、大切ですね。
要は、切り替え、めりはりだと思います。
あまりたくさんのことを子どもたちに要求しすぎてはいないでしょうか?
そんなに早く、次々に手際よく・・が優先項目なのでしょうか?
子どもたちは、スーパーマンではありません。
ドラえもんのポケットも、持ち合わせてはいないのです。
ゆっくりペースのお子さんの観察力には、限りない可能性が 秘められています。
考えたり、想像したりする時間は、貴重な時間だと思いますよ
今日のサンプルは、恐竜について、自発的に取り組んできた男の子の作品ですが、
彼は幼い時から、ひとつずつとても丁寧に取り組んできました。
現在4年生になり、取り組み方もずいぶんと頼もしくなってきました。
お母さんと事あるごとに、お話をしながら、一緒に見守りながら、時間を過ごしてきましたが、
今ではスピードもアップし、みんなを引っ張っていける存在となっています
お母さんが、待ってあげて成長できたケースですね。
素敵な親子関係が育ってきています