漢字学習の目的
4月16日(月)
国語の基礎学習のひとつとして、新学年の漢字小テストが始まりました。
とくに1年生は、本当に一生懸命、覚えたてのひらがな、カタカナ、そして漢字と
よく頑張っています。
基本となる漢字の習得と計算は毎回、レッスンの始めに必ず小テストがあるので、
子供たちは教室に入ってきたら、用意が出来次第、漢字プリントに目を通しています。
10問の文章での出題のあと、その下には今まで習った漢字を使っての短文作りがあり、
子供たちの鉛筆で書く音だけが、教室に響きます。
習った漢字は使えてこそ、意味があります。
子供たちは音読み、訓読みを確認しながら、文章作りを楽しんでいます。
今の学校での授業は【しっかり書くこと】が時間的に取れていないように感じています。
個人差もあり、大勢の中での進め方には、難しさもあるとは思いますが、やはり、しっかり書くことは、
これからの学びには、絶対に必要だと思います。
めんどくさい・・。
よく聞く言葉の裏側には、時間をかけて取り組む問題にあたる機会が、少ないことが
隠れています。
低学年のうちに、しっかり書くドリルを積んでおけば、書くことに対してのめんどくささは
ありません。
たまに、時間のかかる課題をするから、めんどくさいのです。
低学年はとくにそういう意味からも、しっかり書く時間を大切にしています。
手をかえ、品をかえ、子供たちがいつも同じことをしていると感じないように、
バリエーション豊富に、それぞれに提供していくことが、教室の役割だと思っています。
楽しいことを出来る限り多く経験させる中で、基本の学習を定着させることができれば、
こんなに素敵なことはないと思いませんか?
子供たちの力は、本当に無限だと日々感じています。