SOSの伝え方
4月13日(金)のち
新学期に入り、それぞれの子どもたちの環境も大きく変わっています。
それぞれの性格もあり、新しい場所で、すぐに適応できる子もいれば、すぐには馴染めない子もいます。
毎年この時期、クラス替えなどでは、新しいお友達が出来た・・と喜んで報告してくれる子もいますが、学校の事を全く話さなくなる子もいます。
仲良しだったグループで、自分だけが違うクラスになったり、あまり話した事がない子ばかりの班になり、学校で、一度もしゃべらなかった・・とつぶやく子も。
でも、子供たちはなんらかの形で必ずSOSを出しています。
あれこれ聞きだす必要はありませんが、環境が変化するこの時期は、少し注意して見守ってあげてください。
親が、【そんなことぐらい、よくあるよ。すぐに慣れるよ。】
なんて、軽く話したことが、結構本人にとっては大問題として心の中で渦巻いていたりすることもあります。
いろいろな経験を経て、自分なりの解決方法を探しながら、みんな成長していくのですが、
一番近いところにいる人には、わかってて欲しい・・という思いは強いです。
そんなことぐらい・・とは言わず、
聞いてあげる体制を準備しておいてあげてください。
聞いてあげられる・・ということは、当然ですが、話かけやすい体制が整っているということですね。
お母さんと子供との信頼関係、安心感が、この新学期の何よりのカンフル剤となります。
お母さんに余裕があることが、一番だということを、心にとめておいてくださいね。
余裕がなければ、子供からのSOSに気がつかないかも知れないですから・・・。ね
世界中の人が、敵になったとしても、お母さんは絶対そばにいるよ
こんな気持ちが伝わっていれば、安心できる場所が確約できていれば、
子供たちはすくすくと自分の力で 、新たな自分を発見してくれるにちがいありません。
教室も、いつもこんな場所でありたいと、SOSを感知するアンテナをあげておきたいと思っています。