読み切る力
3月31日(土)
新4年生、国語の時間。
基礎 学習と並行して、いよいよ本格的に読解文へ入ってきました。
問題を読み切る力。
国語だけではなく、どの教科で も、これに尽きると思います。
聞かれている事は何?
問題を答える時は、問題を作った人の知りたいことをしっかり答えてあげるんだよ。
教室では、幼稚園クラスから、ずっと言い続けています。
問題を読み切っていないことが原因で 、きちんと答えられていないケースが本当に多いです。
問題を途中まで読んで、あーわかった。と、解き始める子の多いこと、多いこと・・・。
書く力、読む力は物事を考える基本ですね。
これは、ゆったりと時間を過ごし、考える作業にあたってきた子は、すで に持ち合わせています。
低学年で、なんでも早くに対応出来る子はみんなに「よく出来ているね。」と思われていますが、
その中の何人かは、【早く出来ること=えらいこと】と思い込んでいて、とにかく早く処理することに意識が集中しています。
そして、ある時期が来たら必ず伸び悩んでいます。
1つ学年が上がるたびに、ゆったりした時間は取りづらくなります。(今の日本の現状では)
問題を読み切る力は、幼少の時期に定着させる最優先項目です。