文章力を確実にアップする方法
あたたかな3月のスタートとなりました。
梅の花が一気に開花し、風に乗って優しい香りを届けています。
さて今日は、文章力アップのお話を少し・・。
説明してもらうことから始めませんか
年長から小学校低学年。
「自分が詳しく知っているものを、それを全く知らない人にわかるように説明してみる」
これって、かなり実力がつく手軽に始められるおすすめツールの一つです。
年長さんが出題者なら、
◆手触り
◆大きさ
◆形
◆色
◆家のどこにあるか
などのヒントを出して、その品物を当ててもらう‥なんて試みも良いと思います。
ヒントを出す出題者側は、そのものについて細部まで観察することにも繋がりますし、解答者側はイメージ力を膨らませて、答えを探す作業を楽しめることになります♬
小学生の低学年なら、ヒントになるワードのカードを作ってみたり、伝言ゲームでヒントを次々繋いでいったりと、色々アレンジできますね。
人に説明するためには、まず自分がそのものをよく知っていることが大前提。
なので説明する側もされる側も、遊びながら力を伸ばしていくことが可能です。
幼少期からイメージする遊びを取り入れよう!
最初は、ものまねから・・。
それが上達してくると自分でアレンジを加えながら、イメージ力は大幅にアップしていきます。
幼少期の遊びは質の良いものも選択しておくと、その後の学びのプロセスの中で、発見したりイメージしたりする力が面白いように発展していきます。
早期教育で耳を鍛えると良い・・とよく聞きますが、耳だけではなく五感にアプローチする遊びを考えて子どもと一緒に楽しむ時間を作って欲しいと思っています。
出来上がりサンプルは要りません。
日本の子どもたちは、見本をみて作ることはもう十分マスターしている子が大半です。
でも、オリジナル版の作成には、大きな個人差を感じています。
幼少期だからこそできる遊びをskipして、先取り学習を優先することのないように、祈るばかりです。
大人がつくるサンプルは子どもの発想を超えられない
固定概念でいっぱいの大人が作るサンプル。
「○○は、こういうものです!」
と、教えることをやめてみませんか。
伸びる力をせき止めてしまう結果になってしまって、残念に感じることはありませんか。
子どもの柔軟な発想は、フレームを提供しないことが一番大切だと思っています。
子どもの世界をのぞいてみよう
子どもの様子を観察していると、意外性や驚きを感じ、大人が教えられていることがたくさんあります。
ただひたすら穴を掘って水を流して遊んだり、葉っぱをすり鉢でつぶして植物の持つ色を楽しんでみたり。
とにかく子どもは発見博士ちゃん。
そんな一生懸命な博士ちゃんに、大人が教えることなどあるのでしょうか。
イメージ力を膨らます子どもの邪魔をすることだけは避けたいと思いませんか。
春は芽吹きの季節です。
ぜひぜひ子どもの発見と説明に、耳を傾けてみて下さいね(^_-)-☆
では、今日はこのへんで・・。