我が子の成長
「親はいつだって全力投球」
かたちはいろいろ違っても、子どもの成長を願う保護者の思いはいつも純粋だと強く感じます。
年が明け中学受験、高校受験と続く中、子どもたちは自分のベストを尽くしています。
「この時期、かけてやる言葉って?」
「ピリピリ感が抜けなくて、私の方が落ち着きません」
「昨日も、何度も解きなおしたはずの問題、またミスしていました(-_-;)」
保護者の方が、「自分事」
気持はよくわかるのですが、これでは子どももますますピリピリ。
我が子を食べられてしまうわけでもあるまいし、ここはどっしり構えて、あったかい美味しいものでも一緒に食べて、全く関連の無い話題を提供してみてはいかがでしょう。
うちの子の良さがわからない学校なら、こっちからお断り!
息子の高校受験の際に、私が息子に口にした言葉。
今でも、そういって笑いながら息子が食べたいと言ったハンバーグを作り、笑いながら食べたシーンが鮮明に思い出されます。
長い人生の中の、通過点のひとつ
受験の真っただ中にいると、「合格」が全て。
これまでの苦労が報われるのは、合格でしか感じることが出来ない。
きっと、そんな風に感じてしまうかも知れません。
それぞれのご家庭の事情もあり、置かれている環境も違うので、これが正解!と、言えるものなどありませんが、志望校にご縁があってもなくても、人生においての通過点のひとつであることに間違いはありません。
今までも、中学受験で志望校にご縁がなかったことで、その結果をしっかり受け止めたことで自分のやりたいことがしっかり見え始め、本当の意味での志望校を自分で選び、高校受験につなげた子どもの笑顔を見届けたこともあります。
受験して入った中学、高校でどうしても居場所を見つけられず、家庭で自力で学ぶことを選択し、大学受験で自分がしたいことを学べる学部へ進学していく子どもだっています。
受験は決してゴールではない!
私にも2人の子どもがいます。
娘は中学から私立で学び、息子は小学校に電車通学で国立に通い、中学は地元の公立に戻り、高校で私立受験を選択しました。
2人とも自分のやりたいことを最優先して、進路を選択してきました。
そんな2人も、今は大学を卒業して、社会人。
社会に出て働く中で、時々一緒に思い出話に花を咲かせることがあります。
それぞれに学んだ学び舎での出来事が、今は社会人として様々な局面で、対応力を試す場面に繋がっていると感じています。
どこで学ぶかよりも自分が何をどのように学びたいのか
子育てを終えると、これがいかに大切かということを子どもの姿から学べます。
我が子は、すくすくとたくましく育っていますよ(^^♪