親がこれだけは注意すること!
懇談でよくある相談の中に、
「ちょっと注意をすると、すぐにそっぽを向いてしまいます・・。」
と、いうものがあります。
今日は、そんな子どもへのアプローチについて、お話します。
子どもには、それぞれ個性があります。
◇褒められるとやる気になる子
◇指摘されることで、奮起して力を出す子
◇あまり言葉をかけずに見守って欲しい子
その他にも、本当に様々‥。
では、大人の役割はどのようなものだと感じますか。
我が子がどのタイプなのかをしっかり把握できていますか。
ここで大切なのは、
お母さんがどのタイプかではなく、子どもがどのタイプかということ。
保護者の視点は、どちらかというといつも自分の視点や自分の考え方を中心として
子どもへの指示行動に繋がっています。
お母さんと子どもが同じタイプであれば、子どもが理解しやすいということはあっても、
子どもが全く違ったタイプなら、いくらお母さんが良かれと指摘したところで、
子どもの心は、全く動じない・・ということ。
これを理解しておられるお母さんは、例外なく親子関係が良好です。
自分(お母さん)の想いを伝えるのではなく、
子どものタイプ(個性)を理解した上で、子どもに響く伝え方を意識することが最優先!
子どもであっても、その年齢に応じた考えや思いをしっかり持っていて、独自の世界観もあるのです。
まずは、子どもを認めること。
そして、子どもの声を聴ける大人になることが、よりよい親子関係を築くベースになります。
認められている子は、安心感と自信を持っています。
それが、自立していく絶対条件だと思っています。