自立学習
理解出来たかの確認は、人に教える作業が一番ベスト!
テスト前の教室。
黙々とひたすら問題を解く子。
暗記シートを使って、ブツブツとつぶやく子。
何度も何度も読みながら、記憶しようと頑張る子。
タイプは様々。
自分の学習スタイルを見つけ出すために、それぞれが試行錯誤を繰り返しています。
ヒントや関連素材は提供しても、基本教える作業は、極力控える。
まずは、自分でうなって欲しいと思っています。
考えても考えても、どうしてもSOS・・・。
こんな場面に遭遇したら、初めてのぞき込む感じ。
中学3年生までが、日本では義務教育。
義務教育の期間に、何を学べばよいのでしょう。
教科ごとにテスト内容は異なりますが、
ひとつひとつの単元の習得を、どんな風に融合させて、どんな場面でどのように使うのか・・。
思考力を中心に扱っているリトルラビットでは、
基礎学力を組み合わせて使える力が思考力だと位置づけています。
最終的に、実際に使える学習に繋げて学びたい!
アウトプットができる力を備えないのであれば、意味がない。
いつも、子どもたちにこんなメッセージを送り続けています。
教室でもうひとつ大切にしていること。
それは、理解した単元を人に説明する作業。
これに関しては、最近子どもたちが自発的に行動しはじめています。
異学年の人に対して、わかりづらい様子の子を見つけると、
「少しヒント出そうか・・。」
などと、駆け寄る姿も見られるようになっています。
人に説明するには、理解していることを、再び自分が頭の中で整理して、伝えなければなりません。
説明する本人も、もう一度問題の確認作業が必要になります。
子どもたちに考えてもらえるような状況を作ること。
これが、私の一番のお仕事だと捉えています。
今日の最終は、高校生と中2の男子生徒が、思考学習に力を入れて取り組んでいます。
後ろ姿が頼もしくなってきました。
明日のテストも、力を出しきって欲しいですね(^_-)-☆