長所を伸ばす
懇談をしていると、いつも気にかかるのが、
「うちの子、○○が苦手なようで・・。」
「何度教えてもわからないのか、いつも同じ間違いばかりで・・。」
などと、マイナス思考の否定形の言葉が次々に続きます。
どうして、出来ないこと、苦手なことにはしっかりフォーカスするのに、
出来る部分のほめ言葉は、省略されてしまうことが多いのでしょうか。
出来るようにさせないと・・。
このさせないと・・の部分に、
《ちょっと待った!》
まず見るべきは、キラリ!部分。
いつも、否定的なマイナス面ばかりを指摘され続けている子どもから、
どのような明るい未来を想像することができると思いますか。
「お母さんって、ゴミ捨てするのいつも遅いよね。」
「洗濯物たたむの、いつも後回しにしていない?」
仮に、こんな言葉を何気なく言われたら、
自分はどんな反応をするだろう・・と、想像してみて下さい。
「うちの子、○○が苦手なようで・・。」
?
「今日間違えたこの問題さえ理解したら、さらにバッチリだと思わない?」
伝え方ひとつで、子どもの次の取り組みは、少し違ったものになるのではないでしょうか。
親がサポートすることは、教え込むことではありません。
教えないで、気づかせるためのキーワードを一緒に見つけていきましょう!