お母さんのものさしも点検が必要です!
10月17日(月)
【子どものふり見て 我がふり見直す】
毎日子どもたちと過ごしていると、教えられる出来事がたくさん起こります。
教える事より、日々こちら側が学ぶことの方が、明らかに多い気がします。
「人のふり見て我がふりなおせ」
子どものふり見て、大人の行動を見直す必要性があると痛切に感じています。
子どもに注意をしたり叱ったりする前に、大人がまず行動に起こさなければならないことがあるにも関わらず、大人は自分を叱ってもらえる機会もほとんどないので、常に自分の目線で自分のものさしで物事を見て判断して、子どもたちに指示を出していまいがちです。
おかあさんも子どもと一緒に成長しているのですが、ついつい毎日忙しいからとじっくり考えるというよりは、知らず知らずのうちに自分のタイムスケジュールの都合上、子どもへの指示を出し続けてしまっています。
原点を忘れてはいませんか。
何のために毎日頑張っているのでしょうか。
お母さんは毎日多くの作業を次々に片づけて頑張っています。
お弁当作り・ご飯の支度・掃除・洗濯・買い物・子どもの送迎など、朝目が覚めると次々と段取りよく取り掛からなければ、あっという間に時間は過ぎていきますね。
私のようにざっくりと処理しても大丈夫な人は、うまく手を抜いて行動するので良いのですが、何をするにもきっちり行いたい性格の人は、自分に対しても人に対しても厳しい傾向があります。
きちんとしている方ほど、できるだけ完ぺきに近い状態を求めてしまいます。
同じ兄弟でも、子どもはひとりひとり違っています。
人と比べての意見ではなく、個々の頑張りに対しての褒め言葉をシャワーのように注げる大人を目指しましょう。
子どもの姿を見て、改善すべきはまず自分自身(お母さん)の日々の対応の見直しかもしれませんね。