今の自分の本当の気持ちは?
9月8日(木)
【模試返却 ここからどうする 実力差】
毎回模試やテストを受けて、採点が終了し返却されます。
出来た・・出来なかった・・。感じていることはそれぞれに違っています。
返却されてからの取り組み方を見ていると、中学入試に向かえるかどうかが見えてくる気がしています。
採点された答案用紙の点数だけが気になっている子。
点数には目もくれず、自分が何番を間違えたのかと問題を出して来て照らし合わせる子。
ただただ茫然と答案用紙を見つめている子。
何も言わずにいつもしばらく見ています。
今何を最優先して取り組むべきかと考えられるかどうかは非常に大切。
指示されなければ次の取り組みへと移れない子は、まだ精神的に受験に向かう準備が整っていないと思っています。
6年生は、身体も大きくなり成長してきた様子を肌で感じる時期ではありますが、大人になりきっている訳でもなく、精神面では非常に不安定です。
そんな時期に、頑張って学習を積み上げていかなくてはならないのです。
ある意味客観的に物事を見ることが出来なければ、何からどのように手を付けていけば良いのか答えが出せずにいるようです。
中学受験をすることだけが、偉いわけでも何でもありません。
現に、高校受験で自分の強い意志のもと、学習を積み上げて頑張っている子もいます。
まずは自己分析してみましょう。
冷静に今の自分と向き合うことで、見えてくることがあるように思います。
やらされている間は、伸び率は僅かだと思います。
少し立ち止まって、見つめてみるのもいいものですよ。