ありがとうを伝えましょう。
7月8日(金)
【褒め言葉 工夫次第で 置き換えて】
皆さんは「褒める」と聞いてどんな言葉を連想するでしょうか。
「良く出来たね。」
「すごく上手だね。」
「頑張ったね。」
出来たことに対して評価する時、子どもの顔を見ながら褒め言葉を伝えるシーンは日常の生活の中でもよくあると思います。
勿論褒められて怒り出す子はいません。
みんな評価してもらえたことに喜びを感じています。
しかし・・。
ひとつグレードをあげての褒め言葉を考えてみましょう。
子どもは反抗気を迎えると、言われたことを素直に行動に移す事が出来ません。
褒め言葉をかけられて気持ちは嬉しいのですが、なぜか
「ほっといて。」
などと、心で感じていることとは正反対の態度に出ることがあります。
こんな時期に
「良く出来たね。」
「頑張ったね。」
などと声をかけてもますます反抗的な態度をしめすこともあるのです。
でも、そんな時に心を開いてもらう方法のひとつに、
「ありがとう。」という言葉があります。
ありがとう・・は、間接的ではありますが、子どもの心には響いています。
子どもにありがとう・・と、伝えられる状況を作ってみてください。
思春期や反抗期の時期は、自分の(子ども)様子や態度に対しての親からのコメントは、素直に受け入れられないことが多いのです。
でも・・。
例えば少し手伝ってもらえる些細なことを提案し、それを手伝ってもらったことに対してありがとうと伝えることで、心のコミュニケ―ションは図れるのです。
「良く出来たね。」
「頑張ったね。」
これはすべて子どもに対しての親からの評価ですね。
でも、
「ありがとう。」は、親側の気持ちを伝えています。
反抗期の時期は、自分に問いかけられることが不快なのです。
今、少しこんな状況で悩んでおられる方・・。
ぜひ一度試しに実行してみてくださいね。