困った状況に出会って、子どもは考えることを始めます!
6月25日(土)
【曇り空 そこまで来てる 夏本番】
昨日は一時的でしたが、猛烈な雨が降りました。
ちょうど教室に向かっている途中に大雨となり、なんとかたどり着いた時には、鞄や靴はびしょ濡れになってしまいました
今年の梅雨は活発な動きを見せていますね。
あとしばらくは、ジメジメ感が付きまといますが、もう元気いっぱいの夏が出番を待ち構えています。
紫外線も気になるところですが・・・。
今日は朝から思考力検定を実施しています。
真剣な表情で取り組んでいます。
しかし・・。
最近は依存度の高い子どもたちが増えています。
まわりにいる大人が教えすぎている結果、子どもたちが自分で考えるものだという認識が欠如しているのです。
これに関しては、考えられない子どもたちが悪いのではなく、考える前にすぐに手をかけてしまっている大人側の責任も否めません。
「早くしてしまいなさい!」
いつもこんな風に急かせてばかりでは、子どもは本当に考えなくなります。
もう少し、大人が見守る忍耐力をつけましょう。
大人が変われば、確実に子どもは変化を見せ始めますから・・。
実施している思考力検定に出題される問題などは、じっくり自分の頭で考えて答えを導き出すものばかり・・。
単純に暗記していけば良いというものではありません。
最も苦手とする子も多く、考える習慣の定着が重要だとあらためて感じています。
今改めて、子どもたちに苦戦する経験を踏ませたいと思っています。
困った経験がなければ、困らないためにはどうすれば良いのかと考えることなどありませんから。
低学年のうちにしっかりこの部分を経験させることで、力を発揮させたい高学年で実力を実感できるようになっていきます。
大人がしっかり考える。
子どもが自立するためには、どうすべきなのかと・・。
子どもたちはどの子も純粋に無限の伸びしろを持っています。
活かすも殺すも、大人の対応次第だとすれば、考えないわけにはいかなくなりますね。
思考力を育む。
時間をかけて、取り組んでいきたいと思っています