具体的に数字で示すと子どもは行動し始めます!
4月28日(木)
【お母さん 子どもが動ける指示を してますか?】
新学期を迎えたと思っていたら、もうGWがやってきますね。
恐ろしいくらいにはやい速度で時間が過ぎています。
新学期から約1か月。
子どもたちもようやく新学年に慣れ、新たな生活リズムが定着してきたように感じています。
少し慣れてきたこの時期からGW明けまでは、新しい環境で頑張ってきた子にとっては、疲れが出やすい時期となります。
もうしばらくは注意しながら子どもの様子を見てあげて欲しいと思います。
さて今日は、「具体的に・・」といった視点から少しお伝えしたいと思います。
いつもリトラビママの会では、お母さんに具体的指示を意識して欲しいとお伝えしています。
先日の勉強会でも、お母さんへのアンケートで子どもにかけている言葉の圧倒的1位は
「はやくしなさい!」
でした。
しかし、この「はやくしなさい!」は、お母さんの頭の中には、目安時間があっての上での指示ですね。
(あと、15分したらスイミングに行く時間だわ・・。)と、言うように。
しかし、子ども側からすれば、はやく・・はどれくらいなのか見当をつけることが出来ていません。
はやく・・という指示が具体的ではないからです。
もし、お母さんの中であと15分後に出発・・と、思っているのなら、
「今から10分間で終わらせてね。」
と、具体的な数字を示した伝え方にすることで、子どもの頭の中は鮮明になります。
お母さん自身も5分の余裕を持つことが出来、イライラ気分も一気に解消するのではないでしょうか。
数値で表す事、よくありますよね。
テストの点数。
電気の使用量。
テレビ番組のスタート時間。
バーゲンの期日。etc・・・。
どれをとっても、具体的に伝えられるから、それに合わせて段取りを組むことに繋がっています。
親はついつい自分の頭の中の段取りを子どもに伝える時に、自分がそう思い込んでいるので具体的に伝えることをしなければいけないことに気が付いていません。
子ども目線で物事を考えると、見えてくることがたくさんあります。
親が変われば子どもは大変身!
頑張りましょう