予期せぬ提案
7月15日(水)
【興味持つ ワクワクドキドキ 期待して】
今、電子書籍も出回りだして、子どもの読書離れが話題になっています。
しかし、本を手にとり、ページを開き挿絵をみながら想像を膨らませ、いつしか夢中になってしまう・・・といった書籍ならではの楽しみってありますよね。
私は子どもたちによく絵本を読み聞かせします。
いろいろなジャンルの絵本から豊かな発想力が育まれればと一緒に楽しむ時間を大切にしています。
子どもたちは、予期せぬ面白い出来ごとに出会うのが大好きです。
そう、この『予期せぬ』の部分が大切です。
授業に入る時、私が最も手を抜きたくないのはこの予期せぬ事の提供です。
新しい単元に入る時、すでに知っている事なら新たな発見とは言えず、感動もそんなにありませんが、(多分こうなるんだろうな・・。)と、予測していたことが全く違う切り口で発見出来ると、子どもたちの目は本当にキラキラと輝きを放ちます。
子どもの好奇心を摘みとることなく学びを深める事が出来れば、それが伸ばす秘訣ではないかと思っています。
幼稚園児や低学年の子どもたちなら、初めて見る仕掛け絵本などもとてもワクワク感を持てるだろうし、高学年なら絵本の中の一文だけを取り上げて、その文を使って、違う場面を設定したお話とは違うバージョンを考えてみるチャレンジなども楽しいのではないでしょうか。
予想を裏切る・・。
子どもたちとともに、また新たな発想を広げて、あらゆる場面を想定し、考えを深めていければと考えています。
もうすぐ夏休みに入ります。
暑さに負けず涼しい図書館で新たな本と巡り合って欲しいと思います☆