自分が考えた運動会
9月4日(木)
【考える 力をつけて 進みゆく】
国語の時間には、時々読解でもなく、漢字やことわざなどでもなく取り組むことがあります。
毎回テーマを決めて、楽しみながら考えていけるように身近なテーマを取り上げてイメージしやすいことを選んでいます。
昨日は運動会のシーズンが近づいてくることもあり、運動会の各学年が取り組む種目を考えてみました。
1年生から6年生までの学年別にどんな種目に取り組めば、いつもと違った運動会が楽しめるかな・・とそれぞれが考えていきました。
種目の題名も考えます。
1年生:親と一緒にレッツゴ-!
2年生:遊具をダッシュ!
3年生:スプーンでナマタマゴ
4年生:6mブリッジ
5年生:迷路鬼
6年生:ファイブドッジ
みんなが考えた面白い種目が顔を並べました。
その学年のスローガンを考え、年令的に出来るかどうかを判断しながら、ルールや進め方を決めていきます。
制約はありませんが、学年に応じたものになっているかは、しっかり吟味しなければなりません。
決められた種目をただ練習するのではなく、自分たちがあれやこれやと考えて種目から決める。
なかなか経験したことがないと思いますが、みんなとても楽しそうです♪
種目を考えたあとは、プログラム作り。
何年生を何番にもってくるかと、順番を決めていきます。
それぞれの学年の種目の内容を聞きとって、準備のことや流れの段取りをしながら、順番を決める。
面白いことに、昨日は6人で取り組んだのですが、6人ともプログラムの順番が違っていました。
それぞれに考え抜いた理由が異なっていましたが、それぞれの想いが込められていました。
考える作業を積み重ねる。
この経験が相手のことを考えたり、段取りを考えたりできるベースになると思っています。
来週、プログラムの順番を決めた理由をひとりずつプレゼンしてもらうことになっています。
楽しみでなりませんね♪♪
本当にこのプログラムが実行されれば、手作りの楽しい運動会が開かれるのではないでしょうか・・。
子どもたちからは、「教室で実行してみたい!」と、笑顔で声があがっています(*^_^*)
あたえられない学習(自ら考えていく学習)で、飛躍していって欲しいと願っています♪