自信がついたね
8月2日(土)
【夏休み スラスラかける 線分図】
夏休みの講習のひとつに
『線分図がすらすら描ける』
の講座があります。
みんな、文章問題では、文章を読んでそれを絵や線分図に変換する作業が苦手でした。
多くの子どもたちと接していて感じることは、公式など解きかたを覚えるだけで、問題の意味を理解していなくて、習ってからしばらくすると公式を忘れてしまって全く解けなくなっている子どもたちが多い事。
(なぜ?)
幼少の頃は、観るもの、聞くものいろんなものがなぜ?どうして?の対象で、お母さんに問いかけたり、図鑑で調べたりと疑問に思ったものです。
少しずつ大きくなってくると、自分がしなければいけないことが多くなってきて、疑問に感じることも、すぐに誰かに聞いて、
「ふーん。こうなってるのか。覚えておこう!」
というように、疑問を調べて納得!といった作業は省かれてしまうことが多くなります。
でも・・。
文章問題も国語の読解も、きちんと何を問われているのかが理解出来なければ、何を答えれば良いのかが分かりません。
線分図や絵に、問題を変換しようと思えば、問題自体の意味が理解できていなければ、描けません。
教室で、絵にかくこと、線分図に表すことに時間をかけて取り組んでいる理由がここにあります。
図式化出来る子は、お友達に説明する作業がとても上手です。
公式や解き方のみを覚えている子は、
「これはこうやって解いたら○もらえるから。」
などと、簡単に答えて次に進んでいますが、少し問題をかえられると応用がききません。
この夏。
えんぴつ片手に、定規を使い、わかりやすい線分図が本当にすらすらと描けるようになってきました♪
子どもたち自身が、それを実感し自信へと繋がりだしています。
暑い夏に、熱い思いの子どもたちの笑顔。
時間を共有できることに、幸せを感じています♪