習慣にする取り組み
6月20日(金)
【この日にと 4年の想い 集大成】
今朝は学校へ送りだす前のあわただしい時間にサッカーがスタートということもあり、いつもと違った朝を過ごされた方も多かったのではないでしょうか。
健闘むなしく勝ち点3をもぎ取ることが出来ず、悔しかったですね。
4年間の蓄積をこの日に出し切るという難しさを痛感します。
蓄積した力を、決まった日に出し尽くす。
スポーツだけではなく、これは受験にも言える事です。
こつこつと受験日当日になんとか力を出し切りたいと、受験を控えた子どもたちはひたすら頑張ります。
スタートする時期はそれぞれ違ってきますが、受験日は決められています。
その日が山の頂上に来るようにと、逆算し、課題に取り組むことはとても大切な事です。
しかし、口で言うのは簡単ですが、日々本当にこの意味を理解して継続して打ち込んで行くことは容易ではありません。
ましてや子どもたちにとっては、それをイメージする事がとても難しいですね。
経験がないことでもありますし、ゴールまで残りがどれくらいかと見当をつけることも予測がつかないと思います。
教室では、達成ノートという連絡帳に代わるノートに1週間の自分の学習計画を立てて利用しています。
あまりに先の目標では、具体的にどうすればよいのかが全く見えません。
まずは、1週間というスパンの中で、自分の予定を立てるところから始めています。
スイミングやバレエ、サッカーに野球にバスケット・・・。
子どもたちの習い事は帰宅後結構詰まっています。
まずは、自分でそのスケジュールを把握し、自分で宿題を進める計画をきちんと立てて実行していけるようになることが大切です。
お母さんがわかっているからと、子どもたちがお母さんの指示のもと生活リズムをつけていることがよくあります。
まだ小さいから一人では決められないし、家の子には無理・・。
こんな風に思っていらっしゃるお母さんが非常に多いですが、もっと我が子を信用して下さい。
きちんと自分で決めて実行する力を持っていますから・・・。
まだ小さいから・・ではなく、小さいなりに考え進めいく事は十分に可能です。
昨今、大学生に計画書なるものを書かせると、ビックリするほどきちんと考えて立てることが出来ない学生が多いと、ある大学の教授が嘆いておられました。
幼い頃から習慣にしてしまえば、なんでもないことだと思うのは私だけでしょうか・・・。