継続は力なり
3月2日(金)
しとしと雨がふっています。
少しずつ、春本番にむけて準備中・・といったところですね。
今日は子どもとの信頼関係についてお話しします。
今の子どもたちはとにかく忙しい?らしく、時間のかかる宿題や課題は、本当にめんどくさがる子が多いです。
さっさと終えることがで きるものへの取り組みは、そのものの意味を考えることなく、あたえられたものをいとも簡単に
終わらせてしまいます。
しかし、調べたり考えたりしながら進めるものは、本当に個人差がで ています。
でも、びっくりするぐらい、しっかりまとめた取り組みを提出してくれる子もたくさんいます。
じっくり観察していると、ある共通点がみえてきます。
① 自分で宿題に取り組む時間を決めて実行している子
② 自分でその日に取り組む予定をしっかり決めている子
③ 決めた分が終われば、あとは自分の自由な時間を満喫している子
④ それに対してお母さんがあまり口出ししていない
⑤ 学習面以外でも自分で決定したり、選択したり出来ている子
つまり、自己管理が出来ている・・ということになります。
今日の勉強、はやく済ませてしまいなさいよ。
もうすぐ、スイミングの時間になるよ。
お母さんから、学校から帰るとすぐに指令?がとびます。
いつも言われ慣れている子はさほど心にも響かず、なんとなく開始しています。
たまたま、今日は調子がよく、短時間で勉強が終了しました。
すると、すかさず、また次の指令がとびます。
今日、早く出来たね。やれば出来るんじゃない。
じゃあ、まだ時間少しなら大丈夫だから、明日の分も今やってしまっておきなさい・・・。
今日は早く、きちんと実行できた
子どもはそう思っています。
しかし、すかさず次の指令・・。
これでは結局早くおわらせても、また次の勉強があるんだ・・・と、やる気は失せてしまいますね。
まずはやり終えたら、きちんと評価し、今日は自由時間がふえたね・・ときちんと言葉をかけてあげてください。
それではじめて、明日も頑張ろう・・につながり、自分で出来る力が身につくのではないでしょうか?
お母さんの笑顔をみて、子どもたちは学習しています。
どっさりまとめて取り組まず、少しずつ、つづけること。時間や配分は本人に決めさせること。
そうすれば、お母さんへの信頼度もまちがいなくアップします。
まずは、ここから始めてみましょう。
【継続は力なり】は真実ですよ。