小さな先生への質問!
12月25日(日)
【音読の 抑揚上手な 子どもたち】
教室では、授業の休憩時間を使って音読をしています。
学校の宿題で、毎日のように出されている音読ですが、お子さんの読みっぷり、楽しめていますか?
計算ドリルや漢字ドリルも積み上げていく学習の基本ではありますが、音読も本当に大切な積み上げ学習のひとつです。
ただし要注意なのが、音読が上手ということと読解力がついていると言うことは、すぐにイコールとは言えないとこと。
読むという作業に一生懸命で、内容理解までたどり着けていない子も低学年では多く見られます。
そんな時に、お母さんの質問タイムをぜひ取り入れていただきたいと思っています。
「さっきのお話に出てきた女の子って、何年生だったっけ?」
「飼っていた犬の名前って何だった?」
「どうして、お引越しすることになったんだった?」
などと、読んでいる本の内容についていろいろ質問することで、子どもの中に、
『記憶する習慣』と『ちゃんと読まなきゃ!』という意識が芽生えます。
また、自分が読んでいる本に対してお母さんやお父さんが共感してくれたり興味を示してくれると、子どもの読書への興味もさらに深まり、次へと繋がるステップへと進んでいきます。
子どもの様子から、親がサポートしていける事を見つけ出す。
これが大人が担う役割なのではないでしょうか。
「宿題はもう終わったの?」
「さっさとお片付けしてしまってね。」
毎日の忙しさに振り回せれて、自分でも気がつかないうちに子育ての本質部分を見失ってはいないでしょうか。
子どもとの先生ごっこは、ぜひ大人が生徒役でお願いします。
「お母さん、それ知らないから今教えてくれない?」
「へー、そんな風になってたんだね。お父さんもそれは知らなかったなー。」
などと、ぜひ可愛い小さな先生に、教えてもらってください。
俄然はりきる小さな先生は、きっとますます物知り博士と成長する事間違いなしです!
さあ、ぜひ今日から試してくださいね