懇談の意義
4月22日(火)
【改善点 すぐに両者で 話しあう】
新学期が始まって、お母様方はPTAの役員決めも終わり、ホッとしておられる時期ですね。
毎年、このホッとした頃から教室での懇談を始めています。
入学したり学年が上がったりと4月は新たなことが多くあり大変な時期ではありますが、ようやく新しい環境にも慣れてきた頃だと思います。
しかし一方では、気が張っていた時期が過ぎ少し安堵し注意力が散漫になりやすい時期でもあると毎年感じます。
さらに、すぐそこにはゴールデンウイークが待ち受けていてソワソワ気分が高まってきていますね。
この時期だからこそ、確認しておきたいことがたくさんあり、懇談はとても貴重な時間となっています。
また、4月後半から私立中学では、文化祭などが行われる学校もあり、中学受験を考えておられる方々にとってはあちこちへ足を運ぼうと予定を立てられる方も増えてきます。
私はお母様方との懇談の時間をとても大切にしています。
ひとりのお母様と懇談を始めるといつもだいたい1時間はかかります。
お子さんの教室での様子から、御家庭での様子・・・。
苦手分野の取り組み方については、教室と御家庭での連携プレーが必要であると思っています。
たとえ同じ単元が分からなくて困っていたとしても、その子その子によって、説明の仕方も工夫しなければマニュアル通りの説明だけでは、すべての子どもに理解出来るとは限りません。
得意なことや今、興味を持っていることなどをつかみ、なるべくその子がイメージしやすいような事柄をふまえた上で解説すること。
最近の様子や自宅での様子を知っていれば、イメージしやすいものを例題としてヒントをあたえ、考えてもらうことが出来てきます。
懇談は、そんな理由からも大切な時間となっています。
お母様方、ぜひぜひ懇談を有効活用して下さいね。